モノ作りの人を紹介・販売する「達人達」の取材メモと日常

2009年12月18日金曜日

吉野崇裕の仕事 河口湖「ほうとう不動」 -ブログdeレポート

吉野さんから、今年の夏くらいから聞いていた話ですが、
「200人くらい入るレストランの椅子とテーブル全部の設計から搬入まで頼まれていて、
その間に個展もあるし、9月から怒涛の3ヶ月です」とのこと。
今月オープンで、吉野さんが確実に行かれるときに連絡しますということで
数日前にご連絡いただき、今日うかがうことができました。
12月23日オープンなので、オープン前に拝見できてラッキーでした。

お店の名前は、「ほうとう不動」。
メールで教えられた場所に行くと、もこもこした白い建物が・・・


←この陽の差している方角(右手)に富士山があります。
店の入り口を入って、右奥の窓際の席からは、富士山が真正面に見えるので、一等席かな?









今日の河口湖は、気温2度。ちょー寒い。
雨が降れば確実に雪になる気温です。
でも上の写真の通りのピーカンで、救われます。




店に入ると、なんといっても特徴的なのは、その外観から想像したとおりの、まあるい空間。
そして、外壁と同じ白。

入り口から厨房を奥にして、厨房を取り囲むように、丸い天井が取り囲んでいる。
言葉で説明すると非常にわかりにくいですね。
こんな感じです。



右側が厨房で、厨房がまあるくできていて、厨房を取り囲むように客席が並んでいます。
天井もまあるい。
で、これらが、吉野さんがデザインした、椅子とテーブルたち。
まあるい店内にあわせて、ベンチもテーブルも軽くRがついています。

←こんな感じ









肘掛なしの椅子は、吉野さんのZENチェアをベースにしており、背もたれの部分が適度に背中を押して、非常に座りやすい椅子です。







今日は納品と聞いていたのですが、一番大きなテーブルの真ん中の空間に火鉢を入れる作業があるようで、火鉢を入れる前に、いろいろ作業があるようです。



これが、一番大きなテーブル。古民家の門の梁に使われていた欅を4枚に割って作ったテーブル。
(入り口入って右側すぐ)



テーブルの真ん中に据えられた火鉢。
(ステンレスをてこの原理で伸ばした特注品)


これで終わりですね~と思ったら、まだ、椅子2種類と子供用の椅子を作ったり
しなくちゃいけなくて、完成は、来年3月頃になるとか。いやぁ、大変ですねぇ。

ちなみに、新ほうとう不動さんの場所ですが、
既にほうとう不動さんのホームページで紹介されていましたね。

新ほうとう不動の紹介ページはこちら

まだ、開店前で店のBGMが決まっていないとか。
USENがあったので、色々いじくって試したのですが
ケルト、ラテン、StandardJazz、沖縄民謡、民謡などなど・・・
音楽によって空間のイメージが色々変わって面白いですね。

どれかに決めないといけないので、お店の方は大変ですね。



現地で伺った住所と電話番号は、以下です。

山梨県南都留郡富士河口湖町船津字東恋路2458
0555-72-8511
年中無休
営業時間 10:00~20:00 麺が無くなり次第終了

富士吉田ICから、139号線を西湖のほうに向かって、河口湖大橋に向かうT字路の東恋路交差点のところです。

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