モノ作りの人を紹介・販売する「達人達」の取材メモと日常

2009年10月19日月曜日

ポールラッシュ祭 八ヶ岳カンティフェア

八ヶ岳カンティフェア(County Fair)というイベントが、清里清泉寮で開催というので出かけてみた。清里に出かけるのは随分と久しぶりだ。ペンションブームも去ってしまって久しいが、別荘ブームだろうか、清里周辺は道路も整備され、いくつかの新しい店もできてきている。
清泉寮は相変わらずの人気で、今日はカンティフェアということで、いつもの駐車場が使えず、一般は500台収容の牧場を使った臨時の駐車場になっている。いつも見ることのない牧場は、こんなに広かったのと思うほどの広さである。
カンティフェアとは、Paul Rusch(ポールラッシュ)という清泉寮を作った、というよりも八ヶ岳を開拓したアメリカ人に感謝し、ここに住む人と、ここを愛する人の交流のためのイベントらしく、毎年開催されているようで、キープ協会が主催しているイベントらしい。
今回は、クラフトフェアも開催というので、何か新しい発見はないかというのが目的。なので、駐車場から、早速クラフトフェアに向かったのであるが、寒い寒い。車の気温計では9度との事。おまけに小雨もぱらついて寒かった。
クラフトフェアの会場は、会場のはずれ、特設屋台からも遠いほうなので、あまり人もいなく、寂しい感じがした。天気がよければもっと人も来るのだろうけど、などと思いながら見て回る。
中央のステージでは、フュージョン系のバンドが演奏をしていた。これを聞きながら見て回っていたが、なんとも、このバンドの演奏がうまい。とても素人バンドではないなぁと思って、後で分かったのであるが、このバンドはjajaというグループで、名古屋を拠点に活動し、CDも出しているらしい。20年以上前、学園祭にタモリが来た際に、今では有名だがSQUAREが前座で演奏していた。その時の新鮮な驚きに似た感動だった。今はフュージョンブームではないので、時代が良くないのかもしれないが、頑張って欲しいと思った。ただ、曲の終わり方が、ありふれたEndingの仕方だったのが残念。もっとカットアウトで演奏を終了するとCOOLなのに・・・。
ある程度予想したことではあるが、クラフトフェアはあまり収穫がなかったので、早々に打ち切り、タッチダウンビールを作っているROCKの出店で、ビールとビーフリブを買う。ここのビールは、山田一巳さんという一番絞りを開発した人が作っているビールで、非常に飲み応えがある。泊りがけで飲みに来たいものだ。
どうにも寒いが、おそらく、今年中に再び来ることはないだろうと思い、ソフトクリームは食べておくことにする。また、来年暖かくなったら来てみたいと思う。
日本には色々風景の綺麗な場所は多いが、北杜のあたりの雄大な景色と、そこに溶け込む生活感のある風景はいつ来てもいいなぁと思う。
移動するには車は必須。冬の雪道や、氷点下での生活さえ苦にならなければ、ここに住むのは理想的なのだけれど、そこまでの思い切りや、踏ん切りはつかない。

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