モノ作りの人を紹介・販売する「達人達」の取材メモと日常

2009年11月30日月曜日

Napoli @2003


イタリアはRome以南はどうも怪しい人々が多くなる国のようで、
Hotel間の移動で、初乗りくらいの距離をTAXIに乗ったら10ユーロとか言われてしまう。
当時の1ユーロは、120円くらいだったから、10ユーロといえば1200円。
東京より高いっす。
ホテルで「この辺のタクシーって、こんなだったけど、普通?」と聞くと
「それはちょっと高いわねぇ」と言われた。

ついつい♪Bo-ra-re o-h canta-re ohoh-oh♪ って頭の中で回ってしまいます。 

多分、徹底的に悪い人は少数(だと思うけど)で、大抵の人は良い人、
残りの人が、『できたらちょっと余計に儲けちゃいたいなぁ~俺』という人口構成ですかね。
(何の説明にもなってないようですけど、まぁHoldUpするような悪い人はいなかったですよ)

だから、能天気に♪Bo-ra-re♪ って歌っちゃうんでしょうけど・・・


なので、移動は、フニコラーレというケーブルカーと地下鉄がオススメ。
適当なBARで1日乗り放題のチケットを売ってます。


ナポリといえば、Pizza。
「Vera Pizza Napoletana」という看板が出ている店が
ナポリピザ職人協会認定の店なので、それなりに修行した人だけが出せる看板。
ピザはうまいよというものらしいです。
心配しなくても、そこら中にこの看板はありますが・・・
最近は、日本でもこの看板見かけるようになりましたね。





そんななかでも、一番のオススメは、
Pizzeria Brandi 
すごい!日本語サイトがありました。
http://www.brandi.it/jp/index.html

ここは、かの有名な、Pizza Margeritaが誕生した店。
マルゲリータ食べました。
トマトソース+モッツァレラ+バジルというシンプルだから、ごまかしようが無いですよね。




ここは、Napoli名所。Spacca Napoli。
洗濯物が干してあるのを見上げて何が面白いんだと思うんですが、この景色、結構風情があるんですよ。














Napoliから意外に近いのは、カプリ。

カプリといえば、青の洞窟しかないのだけれど、青の洞窟は波が荒いと船が出ない。
船が出なけりゃ「出ませんよ」とNapoliの港に表示すれば良いように思うのだけど、
カプリに着くまでわからないんですねぇ。

でも、カプリの港に到着して船を降りると、すぐに行けるかどうかわかってしまうんですねぇ。
で、洞窟に行けないと、カプリでは他にすることも無く、山の上まで上がって、BARでお茶して、
山を降りて、船で帰るという、なんだかよくわからない1日になってしまうわけです。
青の洞窟は、なかなか見れないらしいですよ。

う~ん。Pizza食べに行くならNapoliはいいんだけど、余計な気をつかうのが面倒。
やはりイタリアはRome以北が安心ですね。

Milli Vernon

Jazz系が得意な(と勝手に思っている)義妹に「ミリ・バーノンって知ってる?」って聞いたら、
「どんなの?」と聞かれ
「よくわからんけど、新聞のコラムで誰かが好きだとか言ってた」
 というと
「Youtubeで探してみれば?」
と言われ、
「そりゃそうだ」と思って探してみたら、簡単に見つかった。








まぁ、BGMとしては良いかな~。

2009年11月28日土曜日

木曽は山の中


「春が来ましたお風呂場の窓の外の
遠くに見える あれば恵那の山の
淡雪がやけに目にしみて
苦しいことなど そのうちに解けるだろう
人待ち顔の店で甘酒飲む
やるせない味も変わるだろう
木曾は山の中です 誰も来やしません
だからあなたに会いたくて熱くなるのです

昨日馬籠で 桜のつぼみふくれ
今日はスミレの花が風を誘う
それだけのことがうれしくて
寂しいときには あの頃の写真だして
楽しかったななんて一人思う
未練だね今は何もかも
木曾は山の中です 誰も来やしません
だからあなたが恋しくて熱くなるのです

古い宿場にツバクロがもうすぐ孵る
あいつは良いよ そうだよ自由に飛び
どこへでも旅に行けるから
春が来ました 真新しいバスの駅に
明日はひとつ街へでてみようか
なにかしら胸が痛むから
木曾は山の中です 誰も来やしません
だからあなたが恋しくて熱くなるのです」

これは「木曽は山の中」という曲の歌詞です。
それでは、この曲を歌った人は誰でしょう?



正解は、葛城ユキさんです。あの、ボヘミアンの・・・
それでは曲を聴いてみましょう。

本当はここで、Youtubeを埋め込みたかったのですが、
埋め込み用のリンクが無かったのでYoutubeのリンクを入れておきますね。

http://www.youtube.com/watch?v=B_a2yGblY0I

この曲の「木曽は山の中ですぅ~」というのが記憶に残っていて、
記憶をたどると、きっと始めて聞いたのは小学4~5年の頃。
誰が歌っていたなんてもちろん記憶にありません。
それが、ボヘミアンが流行っている頃に、ある先輩から、
「葛城ユキって昔はフォークだったんだよな。木曽は山の中とか歌ってたんだよ」
という話を聞いて、丁度記憶の片隅にあった歌詞がそのままタイトルだったので
「あっ!」と思ったのでした。
今はInternetの時代なので、「木曽は山の中」でググると
簡単に出てくるのでしょうが、その当時はPC8801が出た当時で
Internetはもちろん、そもそもTCP/IPもEthernetも開発されていなかった時代ですから
衝撃でした。


この曲は1974年第7回ポプコンの最優秀賞を受賞した曲です。
ポプコン?何それ?  

ですよね~
ポプコンとは、ヤマハが主催したポピュラーソングコンテストの略で、それは・・
と書こうと思っていたらwikipediaに説明がありました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%B3
便利な時代ですね。

そんなことは兎も角、最近、妻籠、馬籠、奈良井など
木曽に出かけることも多く、こういうふるい佇まいはいいなぁと思います。
ただ、妻籠宿に住んでいらっしゃる人によると
「ここは閉鎖的で変化を嫌って新しい人を入れない」
と嘆いていらっしゃいました。
確かに変わらないのであれば1回行けば十分ですね。
世の中は変化して当たり前。だけど変化=取り壊すでは無いはずですよね。
ヨーロッパみたいに16世紀に作られた建物に未だ住んでいたりするわけですから
日本でできないわけは無い 
と思いますが。

ところで、ミリー・ヴァーノンってJAZZシンガー知ってます?
この間新聞のコラムで誰かが書いていたんだけど・・・

2009年11月24日火曜日

Taipei 2008


台北は都市化され、鳥瞰すれば忠孝東路三、四段あたりは
東京と同じように見えるのではないでしょうか。(ちなみに写真は、台北101近く)

台北で連想するのは、
食の豊富さ、安さ、うまさ。

そして、一番大事だけど店で1つの食べ物を複数人でシェアできること。
日本だと、人数分頼まないといけない雰囲気がある。
ちょっと小腹が空いたので麺を1つ頼んで2人で食べるとかできるのがうれしい。

だけど、台北に行って、「ちょいと小腹が空いた」という状況は、先ずありません。
理由は、1日4食以上食べるから。


ホテルで朝ごはん食べたあと、
10時頃にタクシーに乗って、
豆漿大王に豆乳と焼餅油條を食べに。
これが、日本円で150円くらいでえらくうまい。

日本にあれば毎日通うんだけどなぁ。

豆乳を食べ終わると、
新しく試したい店にお昼を食べに行って、
それからは、腹ごなしの時間。
その間にも食べたりするのだけど・・・

そして6時くらいになると夕食の時間。
絶対はずせないのが、「北平同慶楼」。
北京料理の店で、火鍋が美味しい。



場所はここ

大きな地図で見る



おなかが満たされた後は、夜市へ。
夜市は、市内にいくつかあって、
それぞれ大盛況。

何かを買う目的で行くわけではないけど
歩いていて面白い。
美味しそうなものもあったりするので
おなかはいっぱいなんだけどなぁと
思いつつも、ついつい買い食いしてしまう。



こういうレガシーなゲームも大人気。
ゲームに勝つとコインが出てきて、
その分プレイできるようなものらしい。
いい年したおじさんが、コイン山積みにして
プレイしてました。
こういう単純ゲームには人を魅了するものがあるのか!?



夜市に行くと(夜市だけでもないけど)こういうのがあるんですねぇ。
電車男、ホカベン、医龍、斉藤さん、etcのDVD。

内容は、テレビの放送を録画したものをDVDに落としたものなので、
地震速報とかがテロップで流れる場合もあるけど、ストーリーには影響しません。
地デジ化されちゃうと複製が難しくなるので、この先どうなりますかね。


その後は、夜市で、茹でピーナッツとか、葱油餅とかを買って、コンビニでビール買って、部屋でさらに飲む。

などなど、朝から夜中まで、遊びどころ満載(ほとんど食べているだけですが)の台北。
是非一度!Visit goto Taiwan website


Omake!


臭豆腐。台北駅の近く。
新光三越の裏にある臭豆腐屋です。
臭豆腐とは、聞くところによると、豆腐をアンモニアでつけたやつを油で揚げて、甘めの醤油系のたれをつけて食べるもの。

食感は、油揚げと、厚揚げの中間のようですが、
大抵は匂いがきつくて食べられないものが多い。
ここのは、匂いはほとんど無く、さくさくしていて美味しい。
唯一食べられます。日本円で100円くらい。
この店のメニューは、他には大腸麺だけ。



ICE MONSTER。
マンゴーをふんだんに使った、カキ氷屋です。
マンゴーは夏だけ。
日本円で600円くらいするのですが、ボリュームもあり2人で1つくらいで丁度よいサイズかも。




達人達の林黄舜さんの店は、台北から木柵線に乗って、
木柵からタクシーとかバスで行かないといけないので、面倒。
茗心房は、市内にあってアクセスも簡単。
(忠孝東道四段、復興南路一段の近く、
たぶん大安路一段116巷じゃないかと思うんだけど・・・)

独自に焙煎を研究していて、値段はそこそこ高いけど、
値段相応によいものがあります。
店主は、多少の日本語と多少の英語が喋れる?
日本語勉強中というので、
店の中のトイレの行き方を、日本語と英語で教えてあげました。
お茶屋さんには、随分と怪しい店も多いので要注意。



鼎泰豊(ディンタイフォン)。
東京・名古屋の高島屋にはありますね。
小龍包で 世界的に有名なレストランです。
日本に帰る間際によって、たらふく食べて、
さらに色んなものをオミヤで作ってもらって帰ります。
ここのイチオシは、海老餃子(写真)。
日本の鼎泰豊は、味は別物。
ここのお店の女の子は、皆スタイルがよくてミニスカート。
さらに、少なくとも、北京語、英語、日本語に対応。
これがウリなんですかね?
日本語OK。カード不可。


また行きたいなぁ・・・

2009年11月21日土曜日

三軒茶屋散歩

今日は、天気がよかったので散歩に出かけることに。
馬事公苑で、馬の運動会というのもあるようなのですが、
三軒茶屋に用事もあったので、散歩がてら246経由で三茶まで。


いきなり石榴です。
家のすぐそばなのですが、
道端にはみ出している木が石榴の木。
こんなにうれちゃってねぇ。



Kids field
公には、「はらっぱ」と呼ぶらしい。
そのまんまやん。
子供が泥んこになって遊べる場所。
東京だとこういう場所は稀有。



わかりにくいですが、真ん中当たりに白く見えるのは
「さくら」です。

寒桜なのか?

すぐそばにも、梅の花が・・・

今年は、11月にしては異常に寒かったので、
春が来たと勘違いしたのか。




これはなんでしょう?








ただの錆びた手すりでした。
ひび割れ具合といい、
錆びのグラデーションといい、
フォトジェニックだったので、
アップで撮って、
カラーバランスもかなり変えて、さらに
ハイキーに仕上げてみました。






さて、三軒茶屋です。
ウチから1時間ちょっと。
ここまで6000歩。まぁいい感じの散歩ですかね。
天気も良いので、今度は世田谷通りを歩いて帰ることに。



最近、世田谷通りにできた
串カツ田中。
安いので、お気に入り。

「二度浸け厳禁」でっせ


2時に出かけ、家に帰ったのは5時。
天気がよくて気持ちよかったので、
無問題という事にしよう。

2009年11月18日水曜日

小鹿田 1997

「おんた」と読みます。





場所は、九州大分県。
日田天領水で有名な、日田ICから北へ車で40分くらい。
場所はここ。




大きな地図で見る

小鹿田焼という焼物の窯元がほとんどの、10数軒程度の集落です。
小鹿田焼の特徴は、トビカンナ。
轆轤で回転させながらカンナで模様を入れるという手法で作られます。





こんな模様が特徴。



大分は水が豊富なので、焼物に使う土も水力を使って作ります。
最初の写真のように水車小屋のようなものですが、鹿嚇しのようなしかけです。




小屋の内部はこんな感じ。



窯は登り窯のようです。


窯元以外には、あまり美味しそうではない食堂が1軒あるだけですし、
小奇麗に展示して販売するような店もないので、
買い物を期待していくような場所ではありませんが、
美しい風景と、鄙びた感じのいい村です。

2009年11月16日月曜日

吉野崇裕さん個展 @山の上ギャラリー - ブログdeレポート

横浜戸塚区の「九つ井 山の上ギャラリー」で、
吉野崇裕さんが個展を開催されるという連絡を頂いていてたので出かけてきましたました。

今回の個展は、吉野さんの個展の中では、
これまでの作品の集大成という事だそうです。
天気はあまりよくなかったのですが、天気が悪い分、
いつもは混んでいる横浜新道と、
原宿までの国道1号は比較的空いていて30分くらいで到着。早い。

程なく、山の上ギャラリーに到着すると、吉野さんのお子さんがいた。
今日は吉野さんが在廊されるという事は聞いていたので、中に入ると、
吉野さんが出迎えてくれました。随分久しぶりにお会いした。






やはり、椅子が自信の木工作家だけあって、今回も椅子の出展が多い。

ロッキングチェア、ダイニング用の椅子から、座椅子まで、
形はさまざまですが、共通してるのは、座り心地で、
RINと同じように、背骨の押さえるところを押さえて、
気持ちよく座れるものばかりでした。

←この座椅子が結構気持ちいい。


吉野さんの山の上ギャラリーの個展は、
「達人達」でもお知らせしている通り、
今月29日(日)まで開催です。
その名の通り、山の上にあって、
ギャラリーの前は、畑。
ギャラリーから見える裏は、雑木林でリスも見かけました。
普段の喧騒を離れて、
のんびりするには、いい場所です。
山の上ギャラリーはここです。

大きな地図で見る




座り心地といえば、座り心地について科学的な研究をしようと、
山梨県環境科学研究所というところで、医学的検証のための
プロジェクトが始まるとか。
この開始は、今年末かららしいので、結果がわかれば
また報告できると思います。



吉野さんとは、忙しい合間を縫って少しだけお話をすることができました。



前から伺ってはいましたが、吉野さんは、
河口湖のほうとう屋「ほうとう不動」さんの
テーブル、椅子を手がけられたそうで非常に忙しいらしい。

200坪くらいの空間で、300席。
間仕切り無しにという前提で、
テーブルが「家族」「カップル」「団体」ということが
お客さんからみて人目で判断できるように、
テーブルと6種類の椅子を設計されたようです。

現在工事中ですが、12月上旬に家具を納品されるそうなので、
運がよければ、この場でレポートできるかも知れません。

2009年11月14日土曜日

長谷川さんの耐熱皿


長谷川正治さんから個展のDMが来ました。(左の写真)

達人達のTOPページの個展情報でもご紹介している通りです。

長谷川さんからのDMのメッセージで、
「耐熱の皿ですが、数が少なくなってしまい、12月の出品は無理です。
また出来次第送ります」とのこと。

少し前のこのブログで、達人達では、
長谷川さんの耐熱の皿の限定販売を12月中頃から計画しています
ということを、お伝えしましたが、
残念ならが難しいようです。・・・orz

達人達で、耐熱の皿を掲載できないのは残念ですが、
数が少なくなったということは、それだけ好評だったということなので、
喜ばしいことですね。

楽しみにされていた皆さん、申し訳ありません。
この次を是非ご期待ください。

2009年11月12日木曜日

どんぐり星人


これなぁ~んだ?

何のためにあるのか知りませんが、
藁をこのように積み重ねたものです。
棒のてっぺんは、3m位あろうかという感じで
どんぐりの化け物みたいだけど
なんだか、かわいい。




で、こいつは1つではなくて、

こんな感じに並んでいるのでした。

こう並ぶと、どんぐり星人みたいな感じで
なんとなく、生物的な印象になります。

見つけたのは、長野県原村。
原村には、こういうのが普通にあるのではなく
ここだけだった。

きっとこの辺に住んでいる人なら、
「あ~あそこね」という場所なんでしょうね。


藁といえば、原村の田んぼ(↑のどんぐり星人を見つけた隣の田んぼ)では、
藁をこんな感じで置いています。














ところが、実家のある山口では、こんな感じ。


まぁ山口と長野じゃ
距離的にも随分離れているので
同じというほうが不自然なのかもしれないけど
なんとなく、
日本人は平均が好きっていう印象なので、
ちょっと、不思議な感じでした。

PikaPika

{達人達に表示されるブログだと動画が見れないようなので、Blogをクリックしてみてね!}



知っている人は昔から知っているんでしょうけど、トーチカというクリエータ集団が作った作品?
その作り方は、
デジタルカメラで低速シャッターを切っている(シャッターを開けている)間に
ペンライトだかLEDライトで形を作る。
そうすると、光の軌跡が形となって記録される。
というもので、簡単っていえば簡単。

だけど、ここからがすごい。

これだと、ただの静止画にしか過ぎないが、動画にするために
微妙に位置の異なる絵を撮影して繋ぎ合わせる。
しかも、1人じゃなくて沢山の人が同時に動くので、
1カット撮るのも結構時間が掛かりそう。
原理はパラパラ漫画と同じ(映画、テレビとも同じだけど)
なので、1秒の映像を作るためには15枚くらい必要になるので
ものすごーく根気の要る作業ですよね。

そんな作り方は兎も角、見ていてものすごく楽しい。
現実の世界の中に、光で描かれた様々なモチーフが
出ては消え、形を変えというのが、新鮮な驚き。

2006年に文化庁芸術祭で優秀賞を受賞されたようです。

URLは、http://tochka.jp/pikapika/
ちなみに YoutubeでもPikaPikaでかなりUpされています。
なぜだか結婚式の余興というのが多いのですが、
これを作ってもらうのも大変な時間とお金が・・・とか思うのですが。

その根気・・・恐れ入ります。

おまけ

2009年11月10日火曜日

acqua alta - High water @Venezia



acqua altaとは、高水のこと。

通路を初めて見たのが、水が無い時だったので、
広場の真ん中のこの通路は何のためにあるのかわからなかったけど、
こういうふうに使うものでした。

板でできた通路の高さは50cmくらい。
サンマルコ広場が一番低いらしく、
通路の上まで水がくる。


割と水の少ないところでもこんな感じ・・・

だからといって、避難しちゃうと、
数時間このままになってしまう羽目に・・・










朝、朝食の後、散歩に出かけたら、そこらへんの溝から水が噴出してきた。
昨日すごい雨でも降ったのかなぁと思っていたら、ものの10分くらいで水溜りができてきた。
「こりゃまずい」と思って、HOTELに引き返していたら、
そこここから、長靴売りが出てくる。
何でも商売にしちゃうのがイタリアかもしれない。

この水没現象は、地球温暖化の影響かと思っていたら、
発生原因は、潮位、気圧、
そして地中海を吹き抜けるシロッコという風
という3つの条件が重なったときのようで、
毎日起こるというわけではないらしい。

そして、そもそもの原因は、地下水の流出らしく、
海面上昇というより地盤沈下が原因のようです。


どこに行っても運河があるので、
人気の無い路地を歩いて
ということができる都市。

食事に出かけて、酔っ払いながら
迷路のような路地を
迷わずHOTELまで帰ってこれると
ちょっと気分がいい。

沈まずに残っていて欲しいなぁ


2009年11月8日日曜日

FLO @Paris 2006



牡蠣の美味しさに目覚めたのは思えば最近のことらしい。
近所のすし屋で岩牡蠣を食べて美味しかったとか、
広島空港のみっちゃんというお好み焼き屋の牡蠣はうまいとか、
赤坂のオイスターバーのオイスターシューターはうまかったなぁとか、
築地でテーブルに落ちた牡蠣を食べてノロウィルスに感染して3日苦しんだ
というのも、思えばここ最近のこと。

生の牡蠣を食べて美味しかったなぁというのも、考えてみればFLOが
最初だったのかもしれない。

フランスの特にパリはどうも相性がよくない場所らしい。理由はいろいろ。
だけど、FLOだけは行きたい。
この店はCDG空港にも店を出すほどなんだから有名なんだろうけど
牡蠣とか海老とか以外に何がいいのかよく知らない。
ウチの奥さんは、生のアサリが好きらしい
(食べてみたけど、「・・・」だった)

実家が広島県に近い山口なので、
広島の牡蠣は子供の頃から知っていたはずなのだけれど、
見た目の「ちょっとねー」で食べたくなかった。
この写真は2回目に訪れた時なので、牡蠣を美味しいと思ったのは、
21世紀になってからのようです。
今から思えば、もったいないことだなぁ。

2009年11月7日土曜日

SAHARA RACE 再び

(記事のコメントだと画像がUPできないので別スレッドで・・・)
友達のIWASEさんは、無事完走ということで、カイロから写真を送ってきてくれました。
国際でパケットなんて、スゲー高いのにありがたいことだ。
今週3日に帰国したので、昨日、梅が丘の美登利寿司でみんなで会食。



完走者だけが手にできるメダル。
ケータイメールでは安っぽく見えたけど、厚さ7mmはあるかというくらいずっしり。
4Desertsというもので、4つの砂漠を完走すると、南極レースに参加できるとか。
いずれは、南極のメダルも見てみたい。
とにかく、生きて帰ってきて、みんなで楽しく飲めたのはよかった。

2009年11月1日日曜日

益子陶器市

今日から益子陶器市が始まりました。達人達の長谷川正治さんも店を出すというので行ってみました。

長谷川さんはいつもの場所に出しているという事を聞いていたので、共販センターに駐車して、共販センターの横の道(陶芸メッセに行く途中から表の通りに出る路地)に向かうと、一番手前に店を出していました。

長谷川さんの店では、今年の新作、耐熱の器や、マグカップ、読めそうで読めない文字を書いた皿などが、お手ごろ値段で出ていたので、じっくり見たかったのですが、到着したばかりで、他も見たいので、一旦長谷川さんと分かれ、陶芸メッセのほうと、通りの広場の店へ。そもそも到着した時間が遅い時間だったので、あまりゆっくり見れなかったのが残念。

前回来た時から、共販センターの前で餃子の店があって、5個250円とリーズナブルな値段なので、試してみることに。焼き上がりを食べさせてくれるのでおいしい。そうだ長谷川さんにも買っていこうと思って、「まだある?」と聞くと、「最後だから1つおまけね」と言われた。1つおまけというのは餃子を1個余計にくれるのかと思ったら5個サービスされちゃった。いい人だなぁ。最初の5個を2人で分けると少し物足りなかったので丁度いい感じ。

さめないうちに長谷川さんに餃子を渡して別れる。11月4日まで陶器市は続くらしいので、是非お出かけください。

さらに!達人達では、長谷川さんの火に耐える器を期間限定で開催する予定です。長谷川さんも忙しい人ですし、私達もごたごたしていて準備の都合上12月下旬くらいからになってしまいそうですが、ご期待ください。