
「春が来ましたお風呂場の窓の外の
遠くに見える あれば恵那の山の
淡雪がやけに目にしみて
苦しいことなど そのうちに解けるだろう
人待ち顔の店で甘酒飲む
やるせない味も変わるだろう
木曾は山の中です 誰も来やしません
だからあなたに会いたくて熱くなるのです
昨日馬籠で 桜のつぼみふくれ
今日はスミレの花が風を誘う
それだけのことがうれしくて
寂しいときには あの頃の写真だして
楽しかったななんて一人思う
未練だね今は何もかも
木曾は山の中です 誰も来やしません
だからあなたが恋しくて熱くなるのです
古い宿場にツバクロがもうすぐ孵る
あいつは良いよ そうだよ自由に飛び
どこへでも旅に行けるから
春が来ました 真新しいバスの駅に
明日はひとつ街へでてみようか
なにかしら胸が痛むから
木曾は山の中です 誰も来やしません
だからあなたが恋しくて熱くなるのです」
これは「木曽は山の中」という曲の歌詞です。
それでは、この曲を歌った人は誰でしょう?
正解は、葛城ユキさんです。あの、ボヘミアンの・・・
それでは曲を聴いてみましょう。
本当はここで、Youtubeを埋め込みたかったのですが、
埋め込み用のリンクが無かったのでYoutubeのリンクを入れておきますね。
http://www.youtube.com/watch?v=B_a2yGblY0I
この曲の「木曽は山の中ですぅ~」というのが記憶に残っていて、
記憶をたどると、きっと始めて聞いたのは小学4~5年の頃。
誰が歌っていたなんてもちろん記憶にありません。
それが、ボヘミアンが流行っている頃に、ある先輩から、
「葛城ユキって昔はフォークだったんだよな。木曽は山の中とか歌ってたんだよ」
という話を聞いて、丁度記憶の片隅にあった歌詞がそのままタイトルだったので
「あっ!」と思ったのでした。
今はInternetの時代なので、「木曽は山の中」でググると
簡単に出てくるのでしょうが、その当時はPC8801が出た当時で
Internetはもちろん、そもそもTCP/IPもEthernetも開発されていなかった時代ですから
衝撃でした。
この曲は1974年第7回ポプコンの最優秀賞を受賞した曲です。
ポプコン?何それ?
ですよね~
ポプコンとは、ヤマハが主催したポピュラーソングコンテストの略で、それは・・
と書こうと思っていたらwikipediaに説明がありました。
(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%B3)
便利な時代ですね。
そんなことは兎も角、最近、妻籠、馬籠、奈良井など
木曽に出かけることも多く、こういうふるい佇まいはいいなぁと思います。
ただ、妻籠宿に住んでいらっしゃる人によると
「ここは閉鎖的で変化を嫌って新しい人を入れない」
と嘆いていらっしゃいました。
確かに変わらないのであれば1回行けば十分ですね。
世の中は変化して当たり前。だけど変化=取り壊すでは無いはずですよね。
ヨーロッパみたいに16世紀に作られた建物に未だ住んでいたりするわけですから
日本でできないわけは無い
と思いますが。
ところで、ミリー・ヴァーノンってJAZZシンガー知ってます?
この間新聞のコラムで誰かが書いていたんだけど・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿